2020年に新型コロナ感染症の感染者が確認されて以来、3年の時間が経過しましたが、明確な終息の兆しが見えないまま懸念された新たなパンデミックに直面しております。こうした国難ともいうべき緊急事態にあっても地域の薬局・薬剤師の皆様は、地域住民の医薬品需要に対応するため、自らの感染防御対策を講じつつ処方箋の調剤やOTC薬の提供等を通じて、地域医療の確保に貢献してこられました。その心意気とご努力に心より敬意を表するものです。また、昨年7月に行われた、第26回参議院議員通常選挙においては、2016年藤井基之先生、2019年本田顕子先生に続き、神谷まさゆき先生を国会に送り出し、日本薬剤師連盟の長年の悲願でもある、組織代表二人体制を維持することが出来ました。これもひとえに、都道府県薬剤師連盟並びに会員諸氏のご支援の賜であり、国政における薬剤師の存在意義と発言権の向上に大きく貢献できたものと思っております。

そして、この力を維持すべく昨年9月の臨時評議員会で、次期参議院議員選挙においては、本田顕子先生を組織内統一候補として戦う事の決意を固めて頂きました。2期目のジンクスに打ち勝ち、組織代表二人体制を維持するためには、不断の努力と組織固めが不可欠です。我々は三度夢を実現しました。もう夢ではなく日常の事、それを維持するためにぬかりなく、弛まぬ努力を続け、次の目標に向けて、万端の準備を始めなくてはなりません。

山積する課題の解決に向けて、皆様の先頭に立って、力の限り働く覚悟でありますので、引き続きのご支援をお願い申し上げます。

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